映画のなかの古典芸能
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映画のなかの古典芸能
(日本映画史叢書, 13)
森話社, 2010.9
- タイトル読み
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エイガ ノ ナカ ノ コテン ゲイノウ
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内容説明・目次
内容説明
古典芸能の世界は日本映画にとってまさに母胎であった。異なるジャンルのあいだで、題材や音楽、美術、俳優などが行き交いながら、どのように再解釈され、再生したのか。古典の引用と再生。
目次
- 総論 映画のなかの古典芸能
- 1 神話から中世まで(「宗教映画」というジャンル;『源氏物語』と映画・演劇—王朝の世界;黒澤明『虎の尾を踏む男達』と能『安宅』)
- 2 語り物の系譜(人形浄瑠璃と映画—語り物の映像化;“仇討もの”と“御家もの”の時代性と物語性;「チャンバラ節」考—映画音楽と純邦楽;忘却された音—浪曲映画の歴史とその意義)
- 3 恐怖と因果と(怪談映画の系譜—歌舞伎の「世界」からの視角;八犬伝映画と古典の再生—勧善懲悪のゆくえ;黙阿弥ものとその周辺)
- 4 笑いの源泉(喜劇の水脈;映画のなかの寄席芸人)
「BOOKデータベース」 より