快楽の効用 : 嗜好品をめぐるあれこれ

書誌事項

快楽の効用 : 嗜好品をめぐるあれこれ

雑賀恵子著

(ちくま新書, 870)

筑摩書房, 2010.10

タイトル読み

カイラク ノ コウヨウ : シコウヒン オ メグル アレコレ

注記

参考文献: p250-254

内容説明・目次

内容説明

嗜好品は古くから見出され、追い求められてきた。酒、煙草、お菓子。コーヒー、お茶、チョコレートなどのカフェイン。これらの多くは稀少品であったが、資本主義の発展とともに、大衆消費品となっていく。この過程をたどると、快楽と癒着した歴史が浮かび上がり、欲望の形が明らかになる。なぜひとは嗜好品を求めるのか?それを快楽とするならば、快楽とは何なのか?嗜みとつき合うための技術と経験とは?人文学と科学の両方の知見を援用しながら、生命の余剰とでもいうべき嗜好品を考察し、人間の実存に迫る一冊。

目次

  • 第1章 煙草の愉楽
  • 第2章 味覚の迷宮
  • 第3章 砂糖への欲望
  • 第4章 スイートメモリー
  • 第5章 最後の晩餐
  • 第6章 「デブ」の奈落

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB03455405
  • ISBN
    • 9784480065742
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    254p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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