僧侶と海商たちの東シナ海

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僧侶と海商たちの東シナ海

榎本渉著

(講談社選書メチエ, 469 . 選書日本中世史||センショ ニホン チュウセイシ ; 4)

講談社, 2010.10

タイトル読み

ソウリョ ト カイショウ タチ ノ ヒガシシナカイ

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注記

索引: p246-257

内容説明・目次

内容説明

遣唐使が途絶してからも、大陸との交流はむしろ活発に行われていた。その担い手は利を求め海を闊歩する海商たち。そして、彼らの助けを得て何百もの僧侶たちがあらたな教えを求めて大陸へと向かっていた。多くの記録を史料に残した僧たちの足跡を辿ることで、海域交流の実相に迫り、歴史世界としての東シナ海を描き出す。

目次

  • 序章 中世日本と東シナ海
  • 第1章 「遣唐使以後」へ(最後の遣唐使、出発;海商の登場;「遣唐使以後」の入唐僧たち)
  • 第2章 古代から中世へ(平安王朝の対外政策;帰国しなかった僧たち;密航僧の出現)
  • 第3章 大陸へ殺到する僧たち(「中世」の始まり;日宋仏教界をつないだ人脈—入宋僧円爾;日元関係の波紋と仏教交流—入元僧龍山徳見)
  • 第4章 「遣明使の時代」へ(混乱の海、統制の海;仏教交流の変質)

「BOOKデータベース」 より

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