書誌事項

横井小楠

松浦玲著

(ちくま学芸文庫, [マ33-1])

筑摩書房, 2010.10

タイトル別名

横井小楠 : 儒学的正義とは何か

タイトル読み

ヨコイ ショウナン

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注記

『横井小楠<増補版>儒学的正義とは何か』(2000年2月朝日新聞社より「朝日選書」として刊行)を底本とする

巻号はブックジャケットによる

横井小楠年譜: p445-448

内容説明・目次

内容説明

幕末最大の思想家横井小楠。ペリー来航という欧米近代の外圧に対して、たんなる開国や攘夷ではなく、仁政という儒学的理想によって内外の政治的状況を具体的に批判し、政策を立案し実行しようとした。「堯舜孔子の道を明らかにして、西洋器械の術を尽くさば、なんぞ富国に止まらん、なんぞ強兵に止まらん、大義を四海に布かんのみ」。その目的のための実学思想は武家政権を根底から否定し、坂本龍馬や高杉晋作をはじめ、多くの人びとにはかりしれない影響を与え、明治日本の礎となる。幕末維新期の複雑な思想状況や込み入った人間関係のなかで、小楠の思想と生涯を見事に描き切った名著の決定版。

目次

  • 1 時習館改革
  • 2 実学党の誕生
  • 3 学校問答
  • 4 有道の国・無道の国
  • 5 富国策
  • 6 国際会議論
  • 7 大義を世界に
  • 増補1 実学と儒教国家
  • 増補2 アジア型近代の模索

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB03477918
  • ISBN
    • 9784480093189
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    487, ixp
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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