ケンペルとシーボルト : 「鎖国」日本を語った異国人たち

書誌事項

ケンペルとシーボルト : 「鎖国」日本を語った異国人たち

松井洋子著

(日本史リブレット人, 062)

山川出版社, 2010.9

タイトル別名

Kaempfer & Siebold

ケンペルとシーボルト : 鎖国日本を語った異国人たち

タイトル読み

ケンペル ト シーボルト : サコク ニホン オ カタッタ イコクジン タチ

注記

参考文献: 巻末

ケンペルと18世紀, シーボルトとその時代: 巻末

内容説明・目次

内容説明

長崎出島のオランダ商館に来た人びとを通じて、江戸時代の日本はかろうじてヨーロッパ諸国とつながっていた。オランダ商館の医師として来日し、当時の日本の姿を紹介した人物としてよく知られるケンペルとシーボルトは、それぞれどのような動機で日本に来たのか、日本のなにをどのように伝えようとしたのか、そして日本側からどのように受けとめられたのかを、二人を取り囲む周囲の状況の違いにも着目しつつ、跡づけてみたい。

目次

  • 舞台装置としての「鎖国」日本—ケンペルの見たもの
  • 1 ケンペルの長い旅(ケンペルの故郷と当時のヨーロッパ;長い旅時 ほか)
  • 2 18世紀の日本に来た人びと(蘭学の第一世代;植物学者ツュンベリーと日本の弟子たち ほか)
  • 3 シーボルトの登場(新生オランダ王国;シーボルトの日本派遣 ほか)
  • 4 シーボルトの日本研究と再来日(ヨーロッパへの帰還とその後の生活;『日本植物誌』と『日本動物誌』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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