河合隼雄物語を生きる
著者
書誌事項
河合隼雄物語を生きる
トランスビュー, 2010.10
- タイトル別名
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河合隼雄 : 物語を生きる
- タイトル読み
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カワイ ハヤオ モノガタリ オ イキル
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注記
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内容説明・目次
内容説明
昔話の研究から、明恵の夢の分析、そして『とりかへばや物語』『源氏物語』論へ。宗教と科学の接点に立ち、東洋と西洋の根源的な理解をめざした、日本人初のユング心理学者の稀有で壮大な物語。
目次
- 序章 新たな物語のはじまり(慎重な基礎作業;昔話を講義する)
- 第1章 西洋の昔話の研究(グリム童話を素材に;母性の二つの側面;「怠け」の意味 ほか)
- 第2章 日本の昔話の特色(日本の昔話に挑む;あわれの感情;山姥の両面性 ほか)
- 第3章 さまざまな知的冒険(科学主義を超えて;無意識の科学の確立を目指して;夢と転移 ほか)
- 第4章 仏教への関心(菩薩とマンダラ;阿闍世物語と十牛図の検討;明恵『夢記』との出会い ほか)
- 第5章 物語と人間の科学(現代作家たちとの交流;物語の意味;『とりかへばや』の筋書き ほか)
- 終章 物語を生きる
「BOOKデータベース」 より