未来学原論 : 21世紀の地球との対話
著者
書誌事項
未来学原論 : 21世紀の地球との対話
国書刊行会, 2010.10
復刻版
- タイトル別名
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未来学原論 : 21世紀の地球との対話
Globalism : globus intellectualis
- タイトル読み
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ミライガク ゲンロン : 21セイキ ノ チキュウ トノ タイワ
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注記
原本: 地域文化研究所 昭和43年刊
著者の肖像あり
仲小路彰略年譜: p571-572
仲小路彰主要著作・論文一覧: p573-576
参考文献: p577
内容説明・目次
内容説明
いまだ知られざる歴史哲学者・仲小路彰は、東京帝大哲学科時代、井上哲次郎、姉崎正治、和辻哲郎ら教授陣に「天才」と言わしめた。昭和22年に「未来学」「地球主義(グローバリズム)」という言葉と概念を使い、驚くべき壮大な体系的構想力で21世紀の日本の進路と世界の未来像を描いた。
目次
- 諸言 「未来学原論」発刊のために—未来学体系の一部とシて
- 第1部 理論篇(未来文明創造の原型としての日本文化—二十一世紀世界の中核的媒体;未来科学のグローバリズム的構成—文明革命の著導的原理と基本的主題;綜合人間学について—人間革命の全体像のために;現代文明心理研究と未来的心理分析—高次深層心理の問題;未来観哲学の確立—いかになるか(would be)ではなく、いかになるべきか(should be)を予測する未来学の理論的基礎づけ;原子力文明は生存しうるか—恐怖の世紀の呪縛のなかの西欧文明の未来的運命)
- 第2部 実現篇(二十一世紀の理想と現実—現代総人口の三分の二はすでに二十一世紀人である;地球的人間から宇宙的人間へ—グローバリズムからコスミカリズへ;未来情報世界創造へのデザイン—未来文明の全感覚的触手スペシャリストよりグローバリストへ;破滅か創造かの未来地球像—地球楽園か地球地獄か;新しき地球信仰の照応—信仰の賭けはなされ、そしてそれは確率的に実現する。人類は何に賭けようとするのか)
- 結びにかえて 明治百年に際しての二つの提案
「BOOKデータベース」 より