書誌事項

僧兵=祈りと暴力の力

衣川仁著

(講談社選書メチエ, 484)

講談社, 2010.11

タイトル別名

僧兵祈りと暴力の力

タイトル読み

ソウヘイ イノリ ト ボウリョク ノ チカラ

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注記

索引: p232-234

内容説明・目次

内容説明

祈りによって人々に安心と喜びをもたらす、仏法の徒たる僧侶たち。しかし、中世という時代がはじまるにつれて、彼らの中には武器をとって、合戦を引きおこし、人々に恐怖を与えた者たちがあらわれた。暴力と祈りの力をあわせもつ彼らは、いかなる原理のもとに行動したか。比叡山延暦寺を舞台に、多彩な「悪僧」たちが跋扈し、「冥顕の力」をもって世俗権力、社会とわたりあう姿を描き出す。

目次

  • 序 祈りと暴力の中世史
  • 第1章 悪僧跋扈の時代
  • 第2章 冥顕の中世
  • 第3章 天台仏法の擁護者・良源
  • 第4章 恠異・飛礫・呪詛
  • 第5章 霊験と帰依
  • 第6章 都鄙を闊歩する大衆・神人
  • 第7章 強訴とはなにか
  • 第8章 善なる大衆の時代へ
  • 結 中世と現代の間

「BOOKデータベース」 より

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