戦国武将の手紙を読む : 浮かびあがる人間模様
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戦国武将の手紙を読む : 浮かびあがる人間模様
(中公新書, 2084)
中央公論新社, 2010.11
- タイトル読み
-
センゴク ブショウ ノ テガミ オ ヨム : ウカビアガル ニンゲン モヨウ
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内容説明・目次
内容説明
戦国の武将たちは筆まめだった。合戦の前には各地の武将を味方につけようと調略の手紙を出し、平時にも年貢の取り立てや金の輸送などについて指示を出す。子どもの手習いを褒める手紙もあれば、兄弟相和すようにさとす家訓も書く。そして、死を覚悟した文面からは武将の心奥を覗くことができる。代表的な戦国武将の手紙二〇通を取り上げ、原文・翻刻・現代語訳をのせ、文章の内容や時代背景を解説する。
目次
- 武田信玄書状—山本勘助は実在した
- 北条早雲書状—ルーツを明かした手紙
- 浅井長政書状—戦国大名への道
- 森長可自筆遺言状—娘の嫁ぎさき
- 武田勝頼書状—長篠をめぐる攻防
- 石田三成判物—三成と左近
- 前田利家書状—政宗の首はつながった
- 魚津在城衆十二名連署書状—武士の死生観
- 長宗我部元親書状—四国の戦後処理
- 伊達政宗書状—家臣への報告書
- 徳川家康起請文—上杉謙信への接近
- 明智光秀自筆書状—光秀の発言力
- 上杉/謙信書状—少年への手紙
- 山中幸盛自筆書状—家臣への謝意
- 吉川経家自筆遺言状—名誉の切腹
- 豊臣秀吉自筆書状—おねへの私信
- 織田信長自筆書状—婿とはだれか
- 直江兼続自筆書状—関ヶ原前夜の情報戦
- 松永久秀自筆書状—梟雄の素顔
- 毛利元就自筆書状—わが半生を語る
「BOOKデータベース」 より