タルムードの中のイエス
著者
書誌事項
タルムードの中のイエス
岩波書店, 2010.11
- タイトル別名
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Jesus in the Talmud
- タイトル読み
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タルムード ノ ナカ ノ イエス
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注記
参考文献: 巻末p15-25
内容説明・目次
内容説明
背教者とされ、新しいカルトを創設した男、魔術によって癒し、偶像崇拝のかどで石打ち刑に処された娼婦の息子、彼は、永遠に地獄に囚われている…転倒されたイエス像は、キリスト教の中心を撃とうとする洗練された闘いの跡であり、緻密に構想された対抗神話である。ここに読み取れるものとは何か。ユダヤ教文献の校訂・翻訳の蓄積を踏まえ、いずれにも偏することのない学問的立場から、宗教間闘争の実像に迫る。反ユダヤ主義を超えるために。
目次
- 第1章 イエスの家族
- 第2章 悪に走った息子・弟子
- 第3章 軽薄な弟子
- 第4章 トーラーの教師
- 第5章 イエスの名による癒し
- 第6章 イエスの処刑
- 第7章 イエスの弟子たち
- 第8章 地獄でのイエスの処罰
- 第9章 タルムードの中のイエス
- 補遺 パビロニア・タルムードの諸写本と検閲
「BOOKデータベース」 より