鷗外留学始末
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鷗外留学始末
(岩波人文書セレクション)
岩波書店, 2010.12
- タイトル読み
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オウガイ リュウガク シマツ
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注記
1999年7月刊の再刊
使用文献: p348-349
内容説明・目次
内容説明
鴎外留学中の来簡はほぼ完全な形で日本に持ち帰られた。ハーバード大学での修業時代以来、著者が三十年鍛え抜いた原資料解読の腕前を駆使して、弟篤次郎、上官石黒忠悳軍医監の膨大な未公刊書簡をはじめ、数々の未知の資料を読み解き、ドイツへ行った鴎外を軸に、篤次郎、石黒、妹喜美子、親類西周、友人賀古鶴所等周辺の人々の織りなす人間模様を、常々通快無類の文章で描き上げた。
目次
- 第1章 ベルリンへ
- 第2章 不朽或ハ期ス可キカ
- 第3章 来責府深谿街賃舎楼上
- 第4章 喜美子の入学
- 第5章 鵠山城外の雲
- 第6章 カールスルーエの英雄
- 第7章 喜美子の結婚
- 第8章 ベルリンの恋
「BOOKデータベース」 より