匪賊の社会史
著者
書誌事項
匪賊の社会史
(ちくま学芸文庫, [ホ15-1])
筑摩書房, 2011.1
- タイトル別名
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Bandits
- タイトル読み
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ヒゾク ノ シャカイシ
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注記
文献案内: p222-226
1972年4月みすず書房より刊行されたものを文庫化
巻号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
ロビン・フッドや西部劇に描かれたアウトローなど、世界各地でいまなおヒーローと讃えられる匪賊たち。彼らはときには暴力的に振る舞い、社会的混乱を引き起こして危険因子と見なされながらも、抑圧的権力に対抗し、正義を求めて闘う、民衆の強い味方だった。母の名誉のために闘ったパンチョ・ビリャ、貧しい寡婦のため銀行強盗を犯したジェシー・ジェームズ。近代化以前のあらゆる国と時代において、民衆の生活に不可欠の要素として活躍した匪賊の系譜、その生き方や、彼らをめぐる政治・経済構造を丹念に追ったホブズボーム若き日の意欲作、待望の復刊。
目次
- 1 義賊とは何か
- 2 誰が匪賊となるか
- 3 貴族強盗
- 4 復讐者
- 5 ハイドゥク
- 6 匪賊の経済と政治
- 7 匪賊と革命
- 8 収奪者
- 9 シンボルとしての匪賊
「BOOKデータベース」 より