米・百姓・天皇 : 日本史の虚像のゆくえ
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米・百姓・天皇 : 日本史の虚像のゆくえ
(ちくま学芸文庫, [ア17-4])
筑摩書房, 2011.1
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米百姓天皇
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コメ ヒャクショウ テンノウ : ニホンシ ノ キョゾウ ノ ユクエ
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Note
2000年6月大和書房より刊行されたものを底本とした
巻号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
日本とはどんな国なのか、なぜ米が日本の歴史を解く鍵なのか、通史を書く意味は何なのか。きわめて枢要でありながらも、これまであまり語られてこなかった興味深い問題の数々。先鋭的な現代日本史学の泰斗、網野善彦、石井進が、古代律令制から明治時代に至るまでを、エキサイティングに、そして縦横無尽に語りつくす。対談形式のため、高度な内容であるにもかかわらず、読者にも理解しやすく、読み進むにつれ、この日本という国の真の姿が眼前に立ち現われてくる。今までイメージされてきた国家像や、定説とされていた歴史観に根本的な転回を迫る衝撃的な書。
Table of Contents
- 第1章 通史を書く意味
- 第2章 なぜ「米」なのか
- 第3章 支配者はなぜ「米」に固執するのか
- 第4章 天皇と「米」
- 第5章 「百姓=農民」は虚像か
- 第6章 倭国から日本へ—国号の問題
- 第7章 農本主義と重商主義
- 第8章 差別・被差別はどこからくるか
- 第9章 歴史のつくる虚像—まとめ
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