後白河上皇 : 中世を招いた奇妙な「暗主」

書誌事項

後白河上皇 : 中世を招いた奇妙な「暗主」

遠藤基郎著

(日本史リブレット人, 024)

山川出版社, 2011.1

タイトル別名

Goshirakawajōkō

後白河上皇 : 中世を招いた奇妙な暗主

タイトル読み

ゴシラカワ ジョウコウ : チュウセイ オ マネイタ キミョウナ アンシュ

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注記

参考文献: 巻末

後白河上皇とその時代 [年表]: 巻末

内容説明・目次

内容説明

今様狂いの宮様がどうした具合か帝位についた。少々奇妙なその性癖ゆえに、「暗主」と揶揄された後白河の政治は、芸能民・手工業者とともに遊興のなかにあり、白河院・鳥羽院の政治から逸脱していく。その一方で、この時代は「聖代」を実現するため、信西・二条天皇・清盛などが徳政を行った時代でもあった。あざやかなコントラストのなか、やがて後白河をめぐる葛藤が、武家権力の中世を招きよせていく。

目次

  • 臨終の光景
  • 1 その人格
  • 2 遊興の王権
  • 3 政治の仕組み
  • 4 後白河院政を支える人びと
  • 5 平氏と後白河
  • 6 新制・徳政
  • 7 内乱を越えて

「BOOKデータベース」 より

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