自然現象と物理法則のあいだ : 物理の本質は公式だけではわからない

書誌事項

自然現象と物理法則のあいだ : 物理の本質は公式だけではわからない

鹿児島誠一著

丸善, 2011.1

タイトル読み

シゼン ゲンショウ ト ブツリ ホウソク ノ アイダ : ブツリ ノ ホンシツ ワ コウシキ ダケ デワ ワカラナイ

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

本書では、実際の自然現象の抽象化と数理的単純化、モデル化のプロセスとその意味を見ていく。物理法則や公式がなぜ必要で、いかに使われ、どのように役立つかがわかるだろう。「物理の役割は、森羅万象を相手にして自然界の真理、つまりものごとの成り立ち、仕組みとはたらきを明らかにすることだ。このとき、論理性、実証性と柔軟な方法論が武器となる。」パリティ誌の好評連載を単行本化。

目次

  • どれがいちばん偉い?—クーロンの法則、フックの法則、摩擦の法則
  • カーリングとニュートリノ—力学の質点のモデルと実際の物体
  • 雨粒でケガをしないのはなぜ?—摩擦の法則と粘性抵抗
  • 風船の吹きはじめに力がいるのはなぜ?—風船とシャボン玉の熱力学と力学モデル
  • 時計の正確さは何で決まる?—振動現象と単振動モデル
  • 夏の鉄道のレールはなぜ伸びる?—調和ポテンシャルを超える近似
  • カオスとソリトン—非線形のままの振動モデル
  • アンテナはなぜ細長い?—多重極展開と双極子モデル
  • 楽器の基音と倍音(1)—物体の振動現象のモデル
  • 楽器の基音と倍音(2)—基準振動と物理現象
  • ヤモリとコウモリはなぜぶら下がれる?—法則とモデルの階層性(1)
  • GPSの生みの親はアインシュタイン?—法則とモデルの階層性(2)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB04798021
  • ISBN
    • 9784621083307
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 134p
  • 大きさ
    21cm
  • 分類
  • 件名
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