機関銃下の首相官邸 : 二・二六事件から終戦まで
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書誌事項
機関銃下の首相官邸 : 二・二六事件から終戦まで
(ちくま学芸文庫, [サ-27-1])
筑摩書房, 2011.2
- タイトル別名
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機関銃下の首相官邸 : 二二六事件から終戦まで
- タイトル読み
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キカンジュウカ ノ シュショウ カンテイ : ニ ニロク ジケン カラ シュウセン マデ
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注記
恒文社(1964.8刊)の文庫化。文庫化にあたり写真を入れ替え、字句を適宜統一している。
内容説明・目次
内容説明
首相官邸は、今日まで二度、機関銃の銃火にさらされてきた。二・二六事件と終戦の時である。いずれも昭和天皇が事態収拾のために、帝国憲法の枠組みから逸脱しかねない決断を下した時でもあった。前者の場合は、決起した部隊を「叛乱軍」として鎮圧する旨を指示し、後者においてはポツダム宣言を受諾するという「聖断」を下したのである。著者はその二度の偶然に、最初は岡田首相の秘書官として、二度目は鈴木終戦内閣の内閣書記官長として遭遇することになった。近代日本の歴史的な瞬間を目撃し、重要な脇役として参加した著者が、その体験を生々しく綴った迫真のドキュメント。
目次
- 第1部 二・二六事件とその前後(雪あかりに光る銃剣;遠き地鳴り;岡田内閣の成立とその苦悩;十一月事件 ほか)
- 第2部 終戦への苦脳(若烹小鮮;戦勢日に非なり;マリク大使を打診;宮城はまだ炎を上げて燃えている ほか)
「BOOKデータベース」 より