『1Q84』批判と現代作家論

書誌事項

『1Q84』批判と現代作家論

黒古一夫著

アーツアンドクラフツ, 2011.2

タイトル別名

1Q84批判と現代作家論

1Q84批判と現代作家論

タイトル読み

1Q84 ヒハン ト ゲンダイ サッカロン

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内容説明・目次

内容説明

物語という“もう一つの現実”を創りだす文学の戦いの中で、悪しき「相対主義・曖昧主義」では、「悪=システム」を撃つ物語にはならない。現代作家に向けた批評の一矢。

目次

  • 第1章 『1Q84』批判—村上春樹はどこへ行く
  • 第2章 辻井喬の文学—「転向」から「闘争」へ
  • 第3章 立松和平の文学—「鬱屈と激情」の行方
  • 第4章 野間宏論—『さいころの空』の構造と思想
  • 第5章 林京子論—トリニティに立ち、そして「希望」へ
  • 第6章 小桧山博論—「北海道」を生きる
  • 第7章 大城立裕論—「沖縄」からの異議申し立て
  • 第8章 三浦綾子とそのトポス—信仰・家族・自然(風土)
  • 第9章 村上龍・井上ひさし・大江健三郎における反ナショナル・アイデンティティ—構想された「もう一つの国=ユートピア」
  • 第10章 「在日」文学論

「BOOKデータベース」 より

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