生きるとは、自分の物語をつくること
著者
書誌事項
生きるとは、自分の物語をつくること
(新潮文庫, 9141,
新潮社, 2011.3
- タイトル別名
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生きるとは自分の物語をつくること
- タイトル読み
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イキル トワ ジブン ノ モノガタリ オ ツクル コト
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注記
新潮社 2008年刊の文庫化
内容説明・目次
内容説明
人々の悩みに寄り添い、個人の物語に耳を澄まし続けた臨床心理学者と静謐でひそやかな小説世界を紡ぎ続ける作家。二人が出会った時、『博士の愛した数式』の主人公たちのように、「魂のルート」が開かれた。子供の力、ホラ話の効能、箱庭のこと、偶然について、原罪と原悲、個人の物語の発見…。それぞれの「物語の魂」が温かく響き合う、奇跡のような河合隼雄の最後の対話。
目次
- 1 魂のあるところ(友情が生まれるとき;数字にみちびかれて;永遠につながる時間;子供の力;ホラ話の効能)
- 2 生きるとは、自分の物語をつくること(自分の物語の発見;「偶然」に気づくこと;黙っていられるかどうか;箱庭を作る;原罪と物語の誕生;多神教の日本に生まれた『源氏物語』;「死」への思い、「個」への執着;「原罪」と「原悲」;西欧一神教の人生観;厳密さと曖昧さの共存;忘れていたことが出て来る;傍にいること)
「BOOKデータベース」 より