戦時経済体制の構想と展開 : 日本陸海軍の経済史的分析
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戦時経済体制の構想と展開 : 日本陸海軍の経済史的分析
岩波書店, 2011.2
- タイトル読み
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センジ ケイザイ タイセイ ノ コウソウ ト テンカイ : ニホン リクカイグン ノ ケイザイシテキ ブンセキ
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注記
博士論文を加筆修正したもの
参考文献: p293-310
内容説明・目次
内容説明
第一次世界大戦という総力戦から衝撃を受けた日本陸海軍は、戦時に備えて平時より経済力の可能な範囲で軍事力を蓄えておく「戦時経済体制」を、どのように構想したのか、そしてアジア太平洋戦争の敗戦に至るまで、この構想はどのように準備・展開され、そして破綻に至ったのか。経済史・経済思想史的視点から詳細に解明する。
目次
- 問題意識と視角—戦時経済体制と合理性
- 第1部 戦時経済体制の構想—総力戦経済体制をめぐって(戦間期の戦時経済思想—日本陸軍を中心に;生産力拡充問題と物資動員計画)
- 第2部 戦時経済体制の展開—アウタルキーの呪縛(日満支経済ブロックの構想と展開;「大東亜物流圏」の再編と崩壊;日本海軍とアウタルキー思想)
- 第3部 「戦時期経済」体制に見る軍事工業—航空機と艦船(戦時航空機工業の構想と展開—陸軍航空を中心に;戦時造船工業の造成—潜水艦と戦時標準船)
- 転換期の経済的背景
「BOOKデータベース」 より