古代世界におけるモーセ五書の伝承
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書誌事項
古代世界におけるモーセ五書の伝承
京都大学学術出版会, 2011.2
- タイトル別名
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モーセ五書の伝承 : 古代世界における
- タイトル読み
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コダイ セカイ ニオケル モーセ ゴショ ノ デンショウ
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注記
索引: p405-427
内容説明・目次
内容説明
ヘブライ語聖典、ギリシア語訳、死海写本を分析、モーセ五書の伝承をたどる国際プロジェクト。
目次
- 基調講演 レオントーン・ポリス神殿址—ブーバスティス・アグリアともうひとつのユダヤ神殿
- 第1部 モーセ五書の本文伝承について(「無からの創造」の教理とトーフー・ワ・ボーフー;一つの十戒、複数のテキスト;第二神殿時代におけるモーセ五書の発展的展開;聖性という観点から分析したモーセ五書の筆写・本文伝達)
- 第2部 ヘレニズム的ユダヤ教とモーセ五書(はじめに創世記と出エジプト記のギリシア語訳がつくられた;ヘレニズム的ユダヤ教と七十人訳聖書;フィロンはどのギリシア語訳聖書を読んでいたのか?;ヨセフス『ユダヤ古代誌』の後半部—ローマの聴衆にとってのその重要性)
- 第3部 死海文書とモーセ五書(死海文書における創世記解釈;ヨベル書とクムラン出土の関連文書におけるモーセ五書の律法の釈義;アラム語死海文書『外典創世記』の構造とそこに投影されているモーセ五書本文の特徴について)
- 第4部 新約聖書とモーセ五書(福音書伝承の変遷と七十人訳聖書;マルコにおけるトーラーの受容—最大の戒めに関する問い;創造と聖なる空間—フィロン、第四福音書、ヘブライ人への手紙によるモーセ五書の重要主題の再使用)
- 特別寄稿(地理学的視点から見たモーセ五書の本文伝承—東西文化のさらなる接点を求めて;パウロとパロディ—アブラハム物語再話(ガラテヤ3〜4章)に見るパウロの意図)
「BOOKデータベース」 より