古代世界におけるモーセ五書の伝承

書誌事項

古代世界におけるモーセ五書の伝承

秦剛平, 守屋彰夫編

京都大学学術出版会, 2011.2

タイトル別名

モーセ五書の伝承 : 古代世界における

タイトル読み

コダイ セカイ ニオケル モーセ ゴショ ノ デンショウ

大学図書館所蔵 件 / 68

この図書・雑誌をさがす

注記

索引: p405-427

内容説明・目次

内容説明

ヘブライ語聖典、ギリシア語訳、死海写本を分析、モーセ五書の伝承をたどる国際プロジェクト。

目次

  • 基調講演 レオントーン・ポリス神殿址—ブーバスティス・アグリアともうひとつのユダヤ神殿
  • 第1部 モーセ五書の本文伝承について(「無からの創造」の教理とトーフー・ワ・ボーフー;一つの十戒、複数のテキスト;第二神殿時代におけるモーセ五書の発展的展開;聖性という観点から分析したモーセ五書の筆写・本文伝達)
  • 第2部 ヘレニズム的ユダヤ教とモーセ五書(はじめに創世記と出エジプト記のギリシア語訳がつくられた;ヘレニズム的ユダヤ教と七十人訳聖書;フィロンはどのギリシア語訳聖書を読んでいたのか?;ヨセフス『ユダヤ古代誌』の後半部—ローマの聴衆にとってのその重要性)
  • 第3部 死海文書とモーセ五書(死海文書における創世記解釈;ヨベル書とクムラン出土の関連文書におけるモーセ五書の律法の釈義;アラム語死海文書『外典創世記』の構造とそこに投影されているモーセ五書本文の特徴について)
  • 第4部 新約聖書とモーセ五書(福音書伝承の変遷と七十人訳聖書;マルコにおけるトーラーの受容—最大の戒めに関する問い;創造と聖なる空間—フィロン、第四福音書、ヘブライ人への手紙によるモーセ五書の重要主題の再使用)
  • 特別寄稿(地理学的視点から見たモーセ五書の本文伝承—東西文化のさらなる接点を求めて;パウロとパロディ—アブラハム物語再話(ガラテヤ3〜4章)に見るパウロの意図)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB05105255
  • ISBN
    • 9784876989768
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    v, 427p
  • 大きさ
    23cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ