バイオ・キャピタル : ポストゲノム時代の資本主義

書誌事項

バイオ・キャピタル : ポストゲノム時代の資本主義

カウシック・S・ラジャン著 ; 塚原東吾訳

青土社, 2011.3

タイトル別名

Biocapital : the constitution of postgenomic life

バイオキャピタル : ポストゲノム時代の資本主義

タイトル読み

バイオ キャピタル : ポストゲノム ジダイ ノ シホン シュギ

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注記

参考文献: 巻末pviii-xvii

原著(Duke University Press, 2006)の翻訳

内容説明・目次

内容説明

ヒトゲノムの解読が完了したポストゲノム時代、それは生と資本のまったくあたらしい関係のはじまりだった。フーコーとマルクスの理論を用いながら、サンプリングされたDNAから遺伝子情報がデータベース化され、わたしたちの生すらも資本として流通し消費されてしまうおそるべき現実を描きだす。インドとアメリカという二大拠点におけるゲノム産業と製薬産業を舞台にくりひろげられる、これはあたらしい時代のバイブルである。

目次

  • 資本主義とバイオテクノロジー
  • 第1部 循環(交換と価値—アメリカとインドのゲノム産業での市場の論理の矛盾;生命と負債—グローバルおよびローカルな舞台での生・資本の政治生態学)
  • 第2部 言説と実践(ヴィジョンと熱狂—生・資本による「約束された未来」;約束と物神化—ゲノム学の事実とパーソナル医療、ビジネスプランとしての生命;救済と国家—生・資本に内在する信仰構造;起業家とスタートアップ企業—とあるeラーニング企業の物語)
  • 剰余と兆候

「BOOKデータベース」 より

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