新編言葉の意志 : 有島武郎と芸術史的転回
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書誌事項
新編言葉の意志 : 有島武郎と芸術史的転回
(未発選書, 第17巻)
ひつじ書房, 2011.2
- タイトル別名
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言葉の意志 : 有島武郎と芸術史的転回 : 新編
- タイトル読み
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シンペン コトバ ノ イシ : アリシマ タケオ ト ゲイジュツシテキ テンカイ
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注記
有精堂出版 (1994年刊) の増補改訂版
索引: p532-537
内容説明・目次
内容説明
印象派から未来派まで、短時日のうちに芸術史を駆け抜けた孤高の作家・有島武郎の文学と思想の軌跡を、『或る女』『惜みなく愛は奪ふ』『星座』など代表作を網羅して執拗に追究した。近代の総決算でもあり、現代の出発点ともなったその転回の様相を、「創造的生命力」「小説構造論」「芸術史的転回」「表象のパラドックス」の4つのキーワードに即して縦横無尽に論じ切った、著者のテクスト文芸学の到達点。旧版を大幅に拡充した増補改訂版。
目次
- 「色は遂に独立するに至つた」—有島武郎文芸の芸術史的位置
- 「魂に行く傾向」—有島武郎におけるウォルト・ホイットマンの閃光
- 係争する文化—「文化の末路」と有島武郎の後期評論
- 過激な印象画—「かんかん虫」
- 生命力と経済—「お末の死」
- 不透明の罪状—『宣言』
- 永遠回帰の神話—「カインの末裔」
- 迷宮のミュートス『迷路』
- 楕円と迷宮—『迷路』
- 想像力のメタフィクション—「生れ出づる悩み」〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より