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他界へ翔る船 : 「黄泉の国」の考古学

辰巳和弘著

新泉社, 2011.3

Other Title

他界へ翔る船 : 黄泉の国の考古学

Title Transcription

タカイ エ カケル フネ : 「ヨミ ノ クニ」 ノ コウコガク

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Note

第1篇は、『「黄泉の国」の考古学』(講談社現代新書、1996年) を補訂し、再録したもの

主要関連文献: p344-346

Description and Table of Contents

Description

古墳時代研究への問いかけ。船形をした木棺や埴輪、墓室に描かれた船画、円筒埴輪に刻まれた船…船は霊魂を黄泉の国へといざなう。人々は魂の行方をどこに求めたのか。考古学がこれまで傍観してきた往時の「こころ」を探り、古代人の他界観を追究する。

Table of Contents

  • 1 “舟葬論”事始め(くつがえる古墳時代観;「篭もり」と「再生」の洞穴;他界への旅立ち;古墳壁画の世界;形象埴輪の思想;妣の国、常世の国)
  • 2 古墳と船(「王の船」;見えない形・失われた形;船形埴輪の風景;船形木棺の時空;船のシンボリズム)
  • 3 古代人の他界観(魂の行方;創出される異界空間;魂のなびき、異界への渡り;勾玉のシンボリズム;黄泉国訪問神話と喪葬の習俗;古墳時代と洞穴葬;古代人のこころ)

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