ヴィクトリア朝の昆虫学 : 古典博物学から近代科学への転回
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ヴィクトリア朝の昆虫学 : 古典博物学から近代科学への転回
東洋書林, 2011.2
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Bugs and the Victorians
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ヴィクトリアチョウ ノ コンチュウガク : コテン ハクブツガク カラ キンダイ カガク エノ テンカイ
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監訳: 奥本大三郎
主要参考文献: p327-330
Description and Table of Contents
Description
蒐集と偏愛の博物学が全盛を迎え、階級社会が栄華をきわめたヴィクトリア朝の英国は、ダーウィニズムと宗教との軋轢やフランス革命の余波に揺れる変革の時代でもあった。そんななか、近代昆虫学はいかに「科学」として確立していったのか?帝国主義による採集地域の拡大、農業利益の追求や社会モデルとしての生態研究など、言及される機会が決して多くはなかった挿話の数々を、当時を物語る数十点のユニークな稀少図版とともに詳述する。
Table of Contents
- 1 はじめに
- 2 昆虫の政治学
- 3 昆虫の心をめぐる議論
- 4 ハチとアリ
- 5 社会性昆虫—科学と宗教の決別
- 6 ダーウィンと昆虫学者たち
- 7 コロラドハムシ
- 8 女性の昆虫学者
- 9 昆虫と大英帝国
- 10 イエバエ
- 11 おわりに
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