谷干城 : 憂国の明治人
著者
書誌事項
谷干城 : 憂国の明治人
(中公新書, 2103)
中央公論新社, 2011.3
- タイトル別名
-
谷干城
- タイトル読み
-
タニ カンジョウ : ユウコク ノ メイジジン
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注記
主要参考文献: p229-234
谷干城年譜: p239-242
内容説明・目次
内容説明
坂本龍馬の二歳下に土佐で生まれた谷は、幕末期、藩主山内容堂に見込まれるが、尊皇攘夷、討幕の志を持ち各地を奔走。明治維新後は、軍人として台湾出兵、西南戦争を勝利に導き名望を集める。日本初の内閣で入閣するも、西欧見聞後、議会の重要性、言論の自由を主張し藩閥政府を批判して下野。以後、貴族院を舞台に日清・日露戦争で非戦論を貫くなど、国家存立のため国民重視を訴え続けた。天皇と国民を深く愛した一明治人の生涯。
目次
- 生い立ち
- 激動の幕末のなかで—攘夷から討幕へ
- 明治維新後—陸軍軍人として
- 真民権・反藩閥—政治家への道
- 洋行体験と立憲思想の深化
- 貴族院議員時代(藩閥政府との対峙;国民とともに)
- 明治の精神と谷干城
「BOOKデータベース」 より