西田幾多郎の思索世界 : 純粋経験から世界認識へ
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西田幾多郎の思索世界 : 純粋経験から世界認識へ
岩波書店, 2011.3
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ニシダ キタロウ ノ シサク セカイ : ジュンスイ ケイケン カラ セカイ ニンシキ エ
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Note
「あとがき」に初出書誌事項あり
Description and Table of Contents
Description
その思索の徹底性・独創性から、日本の哲学の歴史のなかで極めて多くの思想家に影響を与え続け、また批判の対象ともなった西田幾多郎の哲学。大きな課題を突きつけられた時こそ、彼の思想は大きく発展したと言ってもよい。その発展のなかで西田は結局何を問おうとしたのか。各章で西田の根本の問いと考えられるものを取り上げ、テクストの厳密な読みから出発し、さらに、より広い視野、大きな連関のなかで西田の思索の意義を明らかにする。
Table of Contents
- 第1章 根本の問い—純粋経験とは
- 第2章 生と表現、そして美の問題
- 第3章 場所—根柢からの思惟
- 第4章 言葉と思索—日本語で思索することの意味
- 第5章 自己と他者—その非対称性をめぐって
- 第6章 弁証法—西田とヘーゲル
- 第7章 後期西田哲学の問い—行為的直観とは
- 第8章 歴史と国家の問題
- 第9章 「東洋」へのまなざし—哲学と世界認識
- 第10章 宗教とは何か—西田哲学を貫く思惟
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