強迫症状にいたる心理的メカニズム : 多母集団同時分析による日中青年の比較を通して
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強迫症状にいたる心理的メカニズム : 多母集団同時分析による日中青年の比較を通して
(シリーズ・臨床心理学研究の最前線 / 下山晴彦監修, 4)
ミネルヴァ書房, 2011.2
- タイトル読み
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キョウハク ショウジョウ ニ イタル シンリテキ メカニズム : タボシュウダン ドウジ ブンセキ ニヨル ニッチュウ セイネン ノ ヒカク オ トオシテ
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注記
2007年に東京大学大学院教育学研究科に提出した博士論文を加筆修正したもの
引用・参考文献: p187-197
内容説明・目次
内容説明
本書では、強迫症状にいたる心理的メカニズムを検討し、予防的介入に役立つ知見を示す。強迫傾向と強迫的信念それぞれの因子構造および、強迫傾向と強迫的信念の関連について日中比較を行い、文化的要因の関与とともに文化を超える強迫傾向の一般的特徴を明らかにしている。また、多母集団同時分析や平均構造モデル分析などの実証的方法を用いている点もこの研究の特長である。
目次
- 第1部 研究の展望(強迫性障害に着目する背景;強迫性障害の予防の意義と課題 ほか)
- 第2部 親の養育態度が強迫傾向に影響を与える心理的メカニズムの検討(強迫傾向尺度の作成(研究1);中国における強迫傾向と親の養育態度との関連(研究2))
- 第3部 強迫的信念と強迫傾向の相互関連に関する日中比較(強迫的信念尺度の中国語版および強迫傾向尺度の日本語版の作成(研究3);強迫傾向と強迫的信念の因子構造の日中比較研究(研究4) ほか)
- 第4部 統合的モデルの検討(強迫的信念、親の養育態度、強迫傾向の関連—媒介モデルの検討(研究6);強迫傾向と強迫的信念の関連の縦断的検討(研究7))
- 第5部 結論(強迫症状にいたる心理的メカニズムと予防介入への示唆;今後の課題と研究の発展)
「BOOKデータベース」 より