転落の歴史に何を見るか
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転落の歴史に何を見るか
(ちくま文庫, [さ-35-1])
筑摩書房, 2011.4
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テンラク ノ レキシ ニ ナニ オ ミルカ
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シリーズ番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
1905年の奉天会戦から1939年のノモンハン事件に至る34年間は、国家改造計画から共産主義思想まで、日本が内発的な改革に呻吟した時代だった。しかし、結局、軍部の専制を防げず、未曾有の敗戦という結末を迎えることになる。日本の自己改革はなぜ失敗したのだろうか。官僚から政治家となった著者が自らの体験を振り返り、近代史との様々な対話の中から、その原因を追究する。
目次
- 第1章 二〇世紀前半の日本への旅の準備
- 第2章 奉天からノモンハンへ
- 第3章 現在への視座
- あとがき—旅を終えて
- 日本軍の情報マネジメント、そして「現在」
- 原敬—ジェネラリストの巨星
- 「生真面目な昭和」から何を学ぶか(対談/福田和也)
- 日露戦争後の日本、バブル後のニッポン(鼎談/秦郁彦・寺島実郎)
「BOOKデータベース」 より