E・M・フォースターと「場所の力」
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書誌事項
E・M・フォースターと「場所の力」
彩流社, 2011.3
- タイトル別名
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The influence of places in E.M.Forster's novels
E・M・フォースターと場所の力
- タイトル読み
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E M フォースター ト バショ ノ チカラ
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注記
学位請求論文 (フェリス女学院大学, 2008年度) を加筆・修正したもの
参考書目、参考文献: p249-257
内容説明・目次
内容説明
運命を変える「広場」、人に呼び掛ける「屋敷」、深層心理を揺さぶる「史跡」、心を映し出す「洞窟」…物語の鍵を握るのはいつも、「場所」のもつ不思議な力。『ハワーズ・エンド』、『インドへの道』などで知られる英国作家E.M.フォースターの新たな一面に光をあてる。
目次
- 序章 E.M.フォースターの小説における「場所」を研究する意義
- 第1章 『天使も踏むを恐れる処』—自己発見の町モンテリアーノ
- 第2章 『眺めのいい部屋』—ルーシーの出発点シニョーリア広場と彼女が逡巡する場ウィンディー・コーナー
- 第3章 『長い旅路』—リッキィに働きかける異教徒の墓キャドベリ・リングズ
- 第4章 『ハワーズ・エンド』—継承者を求める館ハワーズ・エンド
- 第5章 『モリス』—真の姿が露になる「あずき色の部屋」
- 第6章 『インドへの道』—異様な洞窟マラバー
「BOOKデータベース」 より