Bibliographic Information

イーストウッドの男たち : マスキュリニティの表象分析

ドゥルシラ・コーネル著 ; 志田陽子 [ほか] 訳

御茶の水書房, 2011.3

Other Title

Clint Eastwood and issues of American masculinity

イーストウッドの男たち : マスキュリニティの表象分析

Title Transcription

イーストウッド ノ オトコ タチ : マスキュリニティ ノ ヒョウショウ ブンセキ

Available at  / 89 libraries

Note

監訳: 吉良貴之, 仲正昌樹

その他の訳者: 星野立子, 岡田桂, 柴田葵, 森脇健介, 綾部六郎

原著(Fordham University Press, c2009)の翻訳

イーストウッド監督フィルモグラフィ: p337-338

Description and Table of Contents

Description

自主独立の草の根保守のイコンたる「男らしい」イーストウッド。彼は果たしてフェミニストの敵なのか?限界の自覚のもとにもがく解離的なヒーローたちはむしろ、マスキュリニティ=男性性の幻想をゆるやかに解体し、“イマジナリーな領域”での自己再創造の道を切り開く。「男らしさ」を内的な複数性・変容可能性とともに生きる「イーストウッドの男たち」。「倫理的フェミニスト」コーネルの本格的イーストウッド論。

Table of Contents

  • イントロダクション シューティング・イーストウッド
  • 第1章 決戦を描くこと—日没後に残されたもの
  • 第2章 分身との舞踏—内なる闇から手を伸ばすこと
  • 第3章 拘束する絆—遺された母の愛
  • 第4章 精神の傷痕—変容的関係と道徳的修復
  • 第5章 『ミスティック・リバー』における復讐とマスキュリニティの寓話
  • 第6章 軍隊と男らしさ—打ち砕かれるイメージと戦争のトラウマ
  • 第7章 承認の影—特権、尊厳、白人のマスキュリニティの傲慢さ
  • 結論 ザ・ラストテイク

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Details

  • NCID
    BB05590966
  • ISBN
    • 9784275009289
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xv, 358, 7p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
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