瞑想する脳科学
著者
書誌事項
瞑想する脳科学
(講談社選書メチエ, 498)
講談社, 2011.5
- タイトル別名
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瞑想する脳科学
- タイトル読み
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メイソウ スル ノウ カガク
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内容説明・目次
内容説明
瞑想は、喜び、共感、直観、慈悲にかかわる脳の神経回路のネットワークを、かつて想像されたことのないような力強さで、生き生きと活動させる。そうした神経活動の変化は、脳の物理的構造の変化としても、あらわれてくる。人間の心や行動の変容のプロセスが、計測をつうじて、理解される道筋が開かれたのである。脳科学の知見から見通す21世紀の人間の幸福。
目次
- 第1部 霊性の脳科学(脳の内なる神—脳神経神学と還元主義;変性意識の神経ネットワーク;一人称と三人称の融合へ—禅、シャーマニズム、森の音霊)
- 第2部 瞑想する脳科学(二一世紀の瞑想の脳科学—自己変容のパラダイム;神経可塑性の問い;慈悲と喜び—情動脳の変容;遺伝子のうえにすわる—ヴィパッサナ瞑想の脳科学;炎の瞑想、微細身、死の光—神経科学の転回)
- 第3部 生命、身体、機械(BMIと人間改造の論理—能力増強とポストヒューマンの未来;機械の神—ダーウィンとベーコンの悪夢;惑星的思考へ—進化、トランスヒューマン、菩薩)
「BOOKデータベース」 より