書誌事項

治癒の現象学

村上靖彦著

(講談社選書メチエ, 499)

講談社, 2011.5

タイトル読み

チユ ノ ゲンショウガク

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注記

参考文献: p197-199

内容説明・目次

内容説明

人が「回復する」こと、とくに不安や精神の病から回復するとは、いったいどのような出来事なのか。「治る」という不可思議な経験の意味と構造を求めて、フッサール以来の現象学が培ってきた「経験の構造」の探究を、精神病理学の臨床的知見と交叉させて、あらたな地平を切り拓く試み。

目次

  • 序章
  • 第1章 夢と自然治癒—フロイトの「イルマの注射の夢」
  • 第2章 芥川龍之介の不安
  • 第3章 沈黙と夢—空想身体の運動
  • 第4章 超越論的テレパシー—二人で作る創造性
  • 第5章 椅子とうんちの物語—行為の型と現実を囲い込む状況X
  • 第6章 原ユートピア—現実の反転について
  • 終章 ジャン・ジュネの歌—超越論的テレパシーに抗して
  • 結語 空想身体の自由としての治癒

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0563836X
  • ISBN
    • 9784062585002
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    203p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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