共感と感応 : 人間学の新たな地平
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共感と感応 : 人間学の新たな地平
東北大学出版会, 2011.4
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Sympathy and reciprocity : new possibilities of philosophical anthropology
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キョウカン ト カンノウ : ニンゲンガク ノ アラタナ チヘイ
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参考文献あり
Description and Table of Contents
Description
「共感」と「感応」の水脈を掘り起こしながら“哲学的人間学”を探索する。哲学・倫理学・実験心理学・表象文化論・国文学・美術史・宗教思想史・社会学など、多岐にわたる学問分野の共同研究から「人間学」の再活性化を目指す。
Table of Contents
- 1 共感する心(共感のクオリア—形而上学の通路としての;共感の進化—「心の理論」はなぜあるか?;想像力と共通感覚—カント哲学のコンテクスト;共有知としての「良心」についての一考察—「良心」は誰のものか?)
- 2 感応する身体(微笑と感応—ルネサンス期の絵画における微笑みの誕生と主観性の原理;文学と手紙—感応の遊戯;幽霊の表象に見る近世の身体観;曽我教学に於ける感応道交について)
- 3 共鳴する空間、融合する地平(静物画としての自画像、あるいは自画像としての静物画;至福直観と享受—西洋中世における享受の問題;光輝く者との交感—ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのヴィジョン;「共感」と社会秩序—スミスの「同感」、ヴェーバーの「諒解」)
- 4 表現学への回廊(文化風土と絵画表現—文化比較の視点から;デューラーとブリューゲルの空間描写の違い)
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