書誌事項

江戸っ子の意地

安藤優一郎著

(集英社新書, 0592D)

集英社, 2011.5

タイトル読み

エドッコ ノ イジ

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注記

参考文献: p189-190

内容説明・目次

内容説明

徳川幕府が倒れた明治維新。それは、時代劇でお馴染みの与力や同心たちなど、大量の徳川家家臣=幕臣たちの失業を意味した。しかし彼らは、そのまま負け組として消えてしまったわけではない。新政府への反骨を胸に秘めながら、政界、言論界、実業界などで多くの「元幕臣」たちが頭角を現し、日本の近代化を下支えしていく。そして明治中期には、自分たちを育んだ「江戸」を後世へ伝える活動を立ち上げるのだ。薩摩・長州藩を主役とする従来の歴史叙述では描かれることのない、新たな幕末維新史。

目次

  • プロローグ もう一つの無血開城
  • 第1章 江戸町奉行所最後の日
  • 第2章 江戸の解体
  • 第3章 東京府の混乱
  • 第4章 幕臣たちの巻き返し
  • 第5章 町奉行所のOB会の結成

「BOOKデータベース」 より

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