戦争犯罪を裁く : ハーグ国際戦犯法廷の挑戦
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戦争犯罪を裁く : ハーグ国際戦犯法廷の挑戦
(NHKブックス, 1178-1179)
NHK出版, 2011.5
- 上
- 下
- タイトル別名
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Justice in the Balkans
- タイトル読み
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センソウ ハンザイ オ サバク : ハーグ コクサイ センパン ホウテイ ノ チョウセン
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注記
監修: 坪内淳
原著 (The University of Chicago Press, c2003) の翻訳
本書関連年表: 上巻pxxxiv-xxxv
人名索引: 下巻p219-224
地名・事項索引: 下巻p226-230
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784140911785
内容説明
一九九〇年代に旧ユーゴ地域で起こった民族紛争は、戦争の二〇世紀を最悪の形で締めくくることになった。停戦を図る欧米諸国の外交努力がすべて裏切られるなか、法の力で蛮行をやめさせようと超国家的な機関が立ち上がる。戦争犯罪とは何か?それを裁くことに意味はあるのか?法律家たちが大国の思惑と戦い、人員と資金を調達し、身を危険にさらす現地での捜査に邁進して“法による正義”の実現に死力を尽くす姿を、裁判所の内部から描き出した貴重な記録。
目次
- プロローグ—侮られた裁判所
- 序章 起訴の理論
- 第1章 ニュルンベルクの教訓
- 第2章 プリエドルの民族浄化
- 第3章 被告が欠席した裁判
- 第4章 逮捕の実現
- 巻冊次
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下 ISBN 9784140911792
内容説明
悪名高いスレブレニッツァ大虐殺の現場は、酸鼻を極めた。殺戮を任務としてこなしながら、法廷では白を切る軍人たち。美しい山あいの町フォチャには「レイプ収容所」が作られた。数多の女性を蹂躙しておいて無罪判決を疑わない兵士たち。法廷は彼らを、さらに首謀者としてのミロシェヴィッチを、ジェノサイドの罪・人道に対する罪に問うことができるのか?そして、法廷の思想が結実した常設の国際刑事裁判所ICCはそれに異を唱えるアメリカに対して強制力を持ちうるのか?司法と平和の新時代の胎動を伝える。
目次
- 第5章 スレブレニッツァの大虐殺(ゴースト・チーム;チームの経験;司法取引 ほか)
- 第6章 フォチャの集団レイプ(チームの分断;一つの絵の断片;世界の崩壊 ほか)
- 第7章 ミロシェヴィッチ裁判(ミロシェヴィッチの移送;検事としての検事;コソヴォのなかで ほか)
「BOOKデータベース」 より