洋画家たちの東京

書誌事項

洋画家たちの東京

近藤祐著

彩流社, 2011.5

タイトル別名

洋画家たちの東京

タイトル読み

ヨウガカ タチ ノ トウキョウ

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内容説明・目次

内容説明

明治・大正・昭和と、洋画文化の先端を独占した東京は、才能ある多くの若者を引き寄せた。青木繁、荻原守衛、中村彝、村山槐多、関根正二、長谷川利行、靉光、松本竣介…彼らは東京にどのような夢を抱き、どのような東京を生きたのか。日本近代絵画の裏面を渉猟し、悲運の天才画家たちが命がけで描こうとした夢と現実に迫る。

目次

  • 1 青木繁の上京・哲学館裏の梟・団子坂と藍染川・ステッキと靴・太田の森の美神
  • 2 残された者たち・根岸田園・軍服の審美学者・曙町の松・目眩のする散歩
  • 3 ハリボテ美術館・郊外角筈・パトロン登場・赤いベルギー瓦・戸山ヶ原遠景
  • 4 画廊誕生・漱石が絵を買う・改良住宅・二科動乱・浅井忠の券売係
  • 5 模倣と剽窃・自己とは何か・神童たち・藍染川ふたたび・鴎外が坂を上る
  • 6 デパートの洋画展・覇者の驕り・浅草のなかにある永遠・美術館建設
  • 7 離合集散・画商商売・故郷喪失者の東京・自画像の歪み・山手線にて

「BOOKデータベース」 より

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