戦争へ、文学へ : 「その後」の戦争小説論
著者
書誌事項
戦争へ、文学へ : 「その後」の戦争小説論
集英社, 2011.6
- タイトル別名
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戦争へ文学へ : その後の戦争小説論
- タイトル読み
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センソウ エ ブンガク エ : ソノゴ ノ センソウ ショウセツロン
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内容説明・目次
内容説明
作家は沈黙しない。9.11以後の「新しい戦争」の時代に、小説は、何を書いたのか?気鋭の批評家が読む、“戦争と文学”の現在。
目次
- 第1部 湾岸戦争・「9・11」・イラク空爆(戦場としての渋谷—阿部和重と岡田利規;画面の中の戦争—前田司郎、吉村萬壱、三崎亜記;「9・11」と砂漠—リービ英雄と山田詠美;戦争の匂い—阿部和重『シンセミア』;古井由吉「この日警報を聞かず」をめぐって;複数にして単数であること—星野智幸『俺俺』;湾岸戦争といとうせいこう)
- 第2部 戦後生まれ作家による太平洋戦争(鼠になるということ—奥泉光『神器 軍艦「橿原」殺人事件』;たった一人の戦い—古処誠二『メフェナーボウンのつどう道』)
- 第3部 原爆体験と引揚者の「その後」(ポスト原爆小説—青来有一『爆心』;小説の市民権と死の共同体—林京子『長い時間をかけた人間の経験』;「引揚者の小説」を遠く離れて—三木卓『砲撃のあとで』;歓待について—井上ひさし『父と暮せば』)
「BOOKデータベース」 より