翻訳の文学 : 東アジアにおける文化の領域
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翻訳の文学 : 東アジアにおける文化の領域
世界思想社, 2011.6
- タイトル読み
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ホンヤク ノ ブンガク : ヒガシアジア ニオケル ブンカ ノ リョウイキ
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内容説明・目次
内容説明
文学の翻訳がもつ政治性や文化性を究明し、東アジア(韓国・日本・中国)の錯綜する多様な文学・文化状況を比較の目線から皮膚感覚で伝える。東アジアの三ヵ国に在住し、各言語をこなす著者ならではの文学論、文化論の核心をなす。
目次
- 第1部 翻訳の文化(“翻訳”の政治性—戦時期における朝鮮文学の翻訳をめぐって;李孝石「落葉〓 〓〓〓〓(落ち葉を焚きながら)」における翻訳問題;松本清張の朝鮮と韓国における受容;松本清張と鳥居龍蔵—官学に対抗する不遇な在野学者像;中国小学校教科書「語文」に見る朝鮮)
- 第2部 文化の翻訳(島尾敏雄と慶州;つげ義春「李さん一家」;朝鮮文学長編小説の日本語翻訳について;三谷憲正『オンドルと畳の国—近代日本の“朝鮮観”』;鎖国ノススメ—鬱病者の中国滞在記;劉暁峰『日本的面孔(日本の素顔)』を読んで;私の「焼津にて」)
「BOOKデータベース」 より