オバマも救えないアメリカ
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オバマも救えないアメリカ
(新潮新書, 424)
新潮社, 2011.6
- タイトル読み
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オバマ モ スクエナイ アメリカ
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内容説明・目次
内容説明
有色人種と弱者の期待を一身に背負って大統領となったオバマ。しかし底辺の人々は救われないままだ。「あそこの住民は簡単に人を殺す」「黒人はいつだって虫けらのように扱われる」「オバマは現実が見えていない」—物乞い、失業者、移民から元世界チャンプ、メジャーリーガーまで、筆者は丹念に、重苦しい現実と格闘する人々の声を拾って歩く。世界最大の階層社会で苦しむアメリカ人を描ききった渾身のルポ。
目次
- オレもオバマに投票したよ—2人の教え子との対話
- あそこの住民は簡単に人を殺す—最も危険な街WATTSを歩く
- ここはゴーストタウンになりかかっている—スプリングスティーンが歌った街で
- メキシコナンバーの車には近づくな—国境にて
- 黒人はいつだって虫けらのように扱われる—オスカー・グラント事件
- 祖父のように警官になろうと思う—黒人格闘家ヴァーノン・ホワイトの志
- トロントに観光で来られるなら金持ちだ—カナダの移民たち
- このままだとデトロイトは地獄になるよ—物乞いたちの生活
- まずは高校を卒業させてやりたい—10代のホームレスを見守る人たち
- オバマは希望を与えようとしないじゃないか—故郷・シカゴを歩く
- オバマは理想主義者で、現実が見えていないよ—移民たちの明暗
- 政治家が何を話そうが、オレは全く興味ないね。あんまり人間を信用すると、痛い目に遭うよ—元世界チャンプの諦念
「BOOKデータベース」 より