戦後西ドイツ外交の分水嶺 : 東方政策と分断克服の戦略,1963~1975年

書誌事項

戦後西ドイツ外交の分水嶺 : 東方政策と分断克服の戦略,1963~1975年

妹尾哲志著

晃洋書房, 2011.6

タイトル別名

戦後西ドイツ外交の分水嶺 : 東方政策と分断克服の戦略、一九六三~一九七五年

戦後西ドイツ外交の分水嶺 : 東方政策と分断克服の戦略1963~1975年

タイトル読み

センゴ ニシドイツ ガイコウ ノ ブンスイレイ : トウホウ セイサク ト ブンダン コクフク ノ センリャク 1963 1975ネン

大学図書館所蔵 件 / 91

注記

本書に関連する時期を中心とした戦後ドイツ連邦共和国外交の略年表: 巻頭pv

東方政策と一九七二年の連邦議会選挙までの西ドイツ国内の主な動きに関する略年表: 巻頭pvi-vii

史料及び参考文献: 巻末p8-41

内容説明・目次

内容説明

冷戦期、西ドイツは東西対立の最前線で緊張関係を強いられていた。西ドイツの首相であったブラントは、対立から対話、融和を目指し、現在ヨーロッパ統合を推進するドイツ外交の構築に寄与した。本書では、東西の狭間のドイツ外交と分断克服への道筋を射程に、一次史料に基づきながら、その根幹をなすものを明示する。

目次

  • 序章 ブラントの東方政策と東西分断の克服
  • 第1章 バールの構想と分断克服への道—準備段階から政権奪取まで
  • 第2章 ブラント政権の東方政策—モスクワ条約と東西ドイツ関係を中心に
  • 第3章 東方政策と西側との意見調整—モスクワ条約の交渉過程における米英仏との意見調整を中心に
  • 第4章 東方政策とヨーロッパ統合問題—ハーグEC首脳会談を中心に
  • 第5章 東方政策をめぐる西ドイツ国内の議論—一九七二年の連邦議会選挙を中心に
  • 第6章 東方政策の「多国間化」—CSCEの準備過程を中心に
  • 終章 ブラントの東方政策とは何だったのか—分断と統一、東と西のあいだで

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ