エロティシズムの歴史 : 呪われた部分--普遍経済論の試み:第ニ巻
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エロティシズムの歴史 : 呪われた部分--普遍経済論の試み:第ニ巻
(ちくま学芸文庫, [ハ12-9])
筑摩書房, 2011.7
- タイトル別名
-
L'histoire de l'erotisme : Œuvres completes, tome VIII
エロティシズムの歴史 : 呪われた部分普遍経済論の試み第ニ巻
エロティシズムの歴史 : 呪われた部分普遍経済論の試み第二巻
- タイトル読み
-
エロティシズム ノ レキシ : ノロワレタ ブブン フヘン ケイザイロン ノ ココロミ ダイニカン
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注記
1987年2月哲学書房より刊行された後、改訳版が2001年6月哲学書房から哲学文庫の1冊として刊行
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
民族学が教える通り、未開人は死=殺害の禁忌と並んで性的事象を強くタブー視してきた。“死”に劣らぬ荒々しい力である“性”にそのまま従うことを拒否して、それを制約づけ規範化しようとするところに“人間的な性”がある。触れてはならない、怖ろしい、と押しとどめる力が抵抗するにもかかわらず、その抵抗をのり超えて近づこうとする欲望する次元、それこそがエロティシズムだ。禁忌をあえて破り侵犯することの魅惑。そこに生れる聖性—。三部作として構想された『呪われた部分』の第二巻。バタイユのまなざしはスリリングに、容赦なくエロティシズムの本質を暴いてゆく。
目次
- 第1部 序論
- 第2部 近親婚の禁止
- 第3部 自然における禁止の対象
- 第4部 侵犯
- 第5部 エロティシズムの歴史
- 第6部 エロティシズムの複合的諸形態
- 第7部 エピローグ
「BOOKデータベース」 より