昭和天皇伝
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昭和天皇伝
文藝春秋, 2011.7
- タイトル読み
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ショウワ テンノウ デン
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注記
主要参考文献: p565-572
内容説明・目次
内容説明
生気に満ちた皇太子時代、即位直後の迷いと苦悩。戦争へと向かう軍部の暴走を止めようとする懸命の努力、円熟の境地による戦争終結の決断、強い道義的責任の自覚を持って日本再建に尽力する戦後。苦難に満ちた公的生涯のみならず母・貞明皇太后、妻・良子皇后、子・今上天皇と美智子妃などとの生々しい家庭生活にまで筆を費やした、読み応え十分の傑作評伝。
目次
- 昭和天皇は「現代の君主のなかでもっとも率直ならざる」人間か—はじめに
- 第1部 皇孫・皇太子時代(期待の男子—明治大帝の初孫;楽しい少年時代—欧州風教育と乃木学習院長;明治天皇への憧れと大正天皇への敬愛—東宮御学問所;新しい世界への目覚め—大正デモクラシー・渡欧・結婚)
- 第2部 大日本帝国の立憲君主としての統治(新帝としての気負い—政党政治の始まり;誇りと正義感の代償—張作霖爆殺事件;重圧と自信喪失—ロンドン条約・満州事変;国際的孤立と軍統制への不安—国際連盟脱退と二・二六事件;見通しのない戦争—盧溝橋事件・三国軍事同盟;日米開戦への危機—日米交渉・南部仏印進駐;神に祈るしかない—太平洋・大陸での戦い;一撃講和から降伏の決断—本土決戦か敗戦か)
- 第3部 象徴天皇としての戦後(天皇制を守る—民主化と象徴天皇制の成立;退位問題に揺れる—サンフランシスコ講和;象徴天皇と「戦争責任」への心の傷—日米安保体制と「豊かな」日本への道)
- 昭和天皇と昭和という時代—おわりに
「BOOKデータベース」 より