幻視とレアリスム : クールベからピサロへフランス近代絵画の再考
著者
書誌事項
幻視とレアリスム : クールベからピサロへフランス近代絵画の再考
人文書院, 2011.7
- タイトル別名
-
幻視とレアリスム : クールベからピサロへ : フランス近代絵画の再考
- タイトル読み
-
ゲンシ ト レアリスム : クールベ カラ ピサロ エ フランス キンダイ カイガ ノ サイコウ
大学図書館所蔵 全112件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
学位請求論文「レアリスムと幻視 : 十九世紀フランスの調和と自由をめぐる芸術と美学」(京都大学, 2009年) を大幅に改稿したもの
主要参考文献: p279-295
内容説明・目次
内容説明
19世紀において「調和と自由」とは、環境と個人との関連を表す重要な概念であった。クールベ、ピサロによる自然をめぐる認識は、夢や幻視の領域を通して、同時代の現実を鋭く見据えていた。近代的主体の二重化や自我を表した肖像画、都市化にともない変わり行く農村や働く農民の表象、そして、自然と都市の環境が芸術的に表現された風景画。近代を代表する芸術作品を読み解きながら、同時代の哲学やアナーキズム思想、生理学・心理学、地理学や社会学の位相を明らかにする。
目次
- 第1部 表象と主体の二重化(肖像の真理—ギュスターヴ・クールベの肖像画と初期写真に関する試論;戦争と革命の寓意—眠る裸婦とりんごの静物画)
- 第2部 労働と心身(エッフェル塔の時代の「プリミティヴィズム」と「モダニズム」—カミーユ・ピサロの「りんご採り」をめぐって;憂鬱・夢想・思考の通路—休息する農婦たち;「労働は心と身体の健康を驚くほど調節する」—工芸と装飾をめぐる身体のリズム)
- 第3部 自然環境と都市(風景の連作—自然主義とアナーキズムの自然感情;光の世紀、始まりの終わり—近代都市と群衆・シネマトグラフ・記念碑)
「BOOKデータベース」 より