惑星気象学入門 : 金星に吹く風の謎
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惑星気象学入門 : 金星に吹く風の謎
(岩波科学ライブラリー, 183)
岩波書店, 2011.8
- タイトル読み
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ワクセイ キショウガク ニュウモン : キンセイ ニ フク カゼ ノ ナゾ
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内容説明・目次
内容説明
金星は、ほかの太陽系の惑星とは逆向きにゆっくりと自転し、上空にはそれを追い越す60倍もの超高速の風—スーパーローテーション—が吹く。火星も木星も、地球とは異なる独特な気象をもつ。その違いはなぜ生じるのだろう?金星の気象研究35年の研究者が、それぞれを比較しながら基本から解説する。
目次
- 1 焦熱地獄の世界—金星(Y字形の雲の模様—スーパーローテーションの発見;高速東風のピークは高度七〇キロメートル ほか)
- 2 中庸を得た温暖な世界—地球(地球の温室効果;地球対流圏の特徴 ほか)
- 3 酷寒と乾燥の世界—火星(地表面温度はセ氏マイナス一〇〇度から零度;熱しやすく冷めやすい大気 ほか)
- 4 底なしの大気—木星(地球型惑星と木星型惑星;層をなすアンモニアの雲・硫化水素アンモニウムの雲 ほか)
- 5 超高速回転する大気—金星の謎を解く「あかつき」(夜昼間の温度差;夜昼間の大気の流れ ほか)
「BOOKデータベース」 より