パワー・ハングリー : 現実を直視してエネルギー問題を考える
著者
書誌事項
パワー・ハングリー : 現実を直視してエネルギー問題を考える
英治出版, 2011.7
- タイトル別名
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Power hungry : the myths of "green" energy and the real fuels of the future
パワーハングリー : 現実を直視してエネルギー問題を考える
- タイトル読み
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パワー ハングリー : ゲンジツ オ チョクシ シテ エネルギー モンダイ オ カンガエル
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注記
参考文献: p390-391
内容説明・目次
内容説明
私たちの生活すべてに関わる「エネルギー」。原油価格の変動、グリーン・エネルギーの流行、バイオエタノールをめぐる騒動、シェールガス革命、原子力についての激論…状況の不確実性と深刻さが強まる今日、エネルギーは私たち一人ひとりが考えるべき問題となっている。だが、あふれる情報のなか、何を信じ、何を論じ、何を判断の拠り所とすればいいのだろう?なぜ人類は化石燃料に依存し続けるのか、グリーン・エネルギーの抱える問題は何か、原子力は使い続けるべきなのか、エネルギーシフトは何をもたらすのか。豊富なデータとわかりやすい物理的説明、ビジネスと経済の視点を踏まえて問題の核心に迫る、知的興奮に満ちた一冊。真に私たちの未来を担えるエネルギーは何なのか?極論や思い込みを退け、ビジネスと科学の視点で真実を探る。
目次
- イントロダクション カーディナル炭鉱
- 第1部 パワーを求めて(エネルギーをめぐる初級講座;ハッピー・トーク;エネルギーとパワーの違い;薪から石炭へ、石炭から石油へ;石炭をめぐる見過ごせない事実;石油がないなら石油をつくれ;二七個のサウジアラビア)
- 第2部 グリーンエネルギーの真実(パワー密度の壁;風力発電は二酸化炭素を減らすか;エネルギー先進国デンマークの実情;石油王ブーン・ピケンズの夢;風力発電は天然ガス需要を増やす;中国が支配するレアアース;米国のエネルギー効率は悪いのか;気候変動とエネルギー問題;炭素よりも重金属に要注意;貧困層に化石燃料を;役に立たないエタノール;電気自動車は普及するか;バイオマス発電の限界)
- 第3部 現実的なエネルギー政策とは(なぜ今、N2Nなのか;ガスと規制の短い歴史;シェールガス革命;鉱業権の巨大な価値;天然ガスに伴う痛み;原子力を冷静の評価する;核廃棄物をどうするか;イノベーションへの期待)
- 第4部 未来に向かって(グリーン革命を問い直す;安くて豊富なエネルギーを求めて)
「BOOKデータベース」 より