大清帝国への道
著者
書誌事項
大清帝国への道
(講談社学術文庫, [2071])
講談社, 2011.9
- タイトル別名
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大清帝国
大清帝国への道
- タイトル読み
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タイシン テイコク エノ ミチ
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注記
2000年刊『大清帝国』を改題し、加筆したもの
参考文献: p297-306
年表: p [9]
内容説明・目次
内容説明
従来、「異民族の征服王朝」もしくは「最後の中華王朝」とのみ捉えられてきた清は、満・漢・藩の「三つの貌」を持つ帝国だった。ヌルハチが統合した北方の一小国は、やがて長城を越えて北京に入城し、さらに中央アジアを制圧、康煕・雍正・乾隆という三帝のもとで最盛期を迎える。満洲語史料を読み解き、現代に続く多民族国家の形成過程を解明する。
目次
- 序章 天安門から満漢全席まで—大清帝国と現代中国
- 第1章 三つの貌を持つ帝国
- 第2章 民族統合・建国から大清国の成立—初代ヌルハチと第二代ホン=タイジの時代
- 第3章 中国内地への進出から絶対君主権の確立へ—第三代順治帝・第四代康煕帝・第五代雍正帝の時代
- 第4章 最大版図の形成—第六代乾隆帝の時代
- 第5章 「華夷一家」多民族王朝の確立
- 終章 帝国末期の改革と保守—大清帝国から満洲国へ
「BOOKデータベース」 より