ある革命家の思い出
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書誌事項
ある革命家の思い出
(平凡社ライブラリー, 743,
平凡社, 2011.9-2011.11
- 上
- 下
- タイトル別名
-
Memoirs of a revolutionist
- タイトル読み
-
アル カクメイカ ノ オモイデ
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注記
1974年7月、平凡社より刊行されたもの
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784582767438
内容説明
ロシアの名門貴族に生まれたクロポトキンは、豊かな環境の中で育ち、皇帝の蕃兵を期待されていた。しかし幼い頃から当時の苛酷な農奴制に疑問を抱き、成長とともにその思いは強まっていった。この自伝は、五十代後半に亡命先で書かれたもので、その豊かな感受性は、幼い頃の人々の言葉や心の動き、音楽やダンスの様子などを鮮やかに記憶している。
目次
- 第1部 幼年時代
- 第2部 近習学校
- 第3部 シベリア
- 巻冊次
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下 ISBN 9784582767490
内容説明
いよいよロシアの革命運動に参加したクロポトキンは、秘密警察の手によって要塞監獄に投獄される。やがて馬車での脱獄という手に汗握る劇的場面を経て、スイス、フランス、イギリスへと亡命。のちにユニバーサル・マン(普遍人)と称される開かれた精神は、あるべき倫理思想と相互扶助論の思索を深めながら、文学・歴史研究、アナーキズム理論と多彩な活動に没頭する。十九世紀ロシアの気高い精神がみなぎる稀有の書。
目次
- 第4部 サンクト・ペテルブルグ—西ヨーロッパへのはじめての旅行
- 第5部 要塞監獄—脱走
- 第6章 西ヨーロッパ
「BOOKデータベース」 より