書誌事項

実存と構造

三田誠広著

(集英社新書, 0610C)

集英社, 2011.9

タイトル読み

ジツゾン ト コウゾウ

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内容説明・目次

内容説明

二十世紀を代表する二つの思想—実存主義と構造主義。この「実存」と「構造」という概念は、実は表裏の関係にあり、人生に指針を与え、困難な時代を生きるための思考モデルでもある。同時代的に実存主義と構造主義の流れを体験してきた作家が、さまざまな具体例、文学作品等を示しつつ、今こそ必要な「実存」と「構造」という考え方について、新たな視点で論じていく。

目次

  • 第1章 実存という重荷を負って生きる(宇宙の秘密に触れた医学生;「それでも地球は動く」と実存はつぶやく ほか)
  • 第2章 実存を包み込む国家という概念(近代哲学は民衆を救えるか;国家を支える人倫という概念 ほか)
  • 第3章 隠された「構造」の発見(構造は目には見えない;隠された構造があらわになる ほか)
  • 第4章 実存から構造へ—大江健三郎の場合(日本における実存主義文学;私小説は実存主義文学の宝庫 ほか)
  • 第5章 実存から構造へ—中上健次の場合(戦後生まれの文学が始まる;転機となったフォークナーとの出会い ほか)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB06807542
  • ISBN
    • 9784087206104
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    186p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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