古代史おさらい帖 : 考古学・古代学課題ノート
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書誌事項
古代史おさらい帖 : 考古学・古代学課題ノート
(ちくま学芸文庫, [モ13-2])
筑摩書房, 2011.10
- タイトル別名
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古代史おさらい帖 : 考古学古代学課題ノート
- タイトル読み
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コダイシ オサライチョウ : コウコガク・コダイガク カダイ ノート
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注記
初版: 筑摩書房 2007年刊
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
考古学的な知見と、『日本書紀』『古事記』などの文献資料を織り合わせてはじめて、古代の真の姿が浮かび上がる。この考えから「古代学」を提唱する学界の重鎮が、古代の読み解き方を根本から問い直し、「土地」「年代」「人」の見方をめぐって、具体的かつ革新的な方策を提案する。「土地」の見方では変貌する河内と摂津から国生み神話の鍵などを考察。「年代」の見方では銅鏡の「年代」や「暦」を通して、古代人が時間をどう記述したかを探る。「人」の見方では、倭人=「呉の太伯」の後裔伝承の重要性などを提議。未解明の謎の数々や、古の人びとの心に想いを馳せながら、古代史を総ざらいで生きる入門書。
目次
- 第1章 土地の見方(海道と島々を考える;変貌する河内と摂津—国生み神話の鍵)
- 第2章 年代の見方(時間をどう記述したか;銅鏡の「年代」をめぐって;諸所に刻まれた年号;「暦」はどのように使われたか)
- 第3章 「人」の見方(『古事記』の構造;倭人=「呉の太伯」の後裔伝承の重要性;複数の「倭人」の存在;南九州を考える;海を渡る倭人たち)
- おわりに—百済・武寧王の子孫としての桓武天皇
「BOOKデータベース」 より