共生のプラクシス : 国家と宗教

書誌事項

共生のプラクシス : 国家と宗教

中島隆博著

東京大学出版会, 2011.10

タイトル別名

The praxis of co-existence : state and religion

タイトル読み

キョウセイ ノ プラクシス : コッカ ト シュウキョウ

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注記

欧文タイトルは標題紙裏による

参考文献: 巻末p8-18

内容説明・目次

内容説明

国家と宗教という二つの共同性を超えて、いかなる共生の思想を切り開くか。仏教、儒教から、デリダ、ドゥルーズまで、古今東西の議論を批判的に検討することで、他者という概念を再定義し、共同性の脱構築を企図する。中国哲学と西洋哲学から紡ぎだす思考の挑戦。

目次

  • 第1部 原初的な共同性をめぐる思考(小人がもし間居しなければ—朱熹の思想;小人たちの公共空間—明代の思想;他者たちを再び結びつける地平—ジャック・デリダの思考)
  • 第2部 他者を再定義する仏教のラディカリズム(魂を異にするものへの態度—明末の仏教とキリスト教;強死せし者と死体の方へ—六朝期の仏教と儒教;死者を遇する“倫理”—仏教と生命倫理;他のものになることの倫理—ジル・ドゥルーズと中国)
  • 第3部 共生の思想としての儒教の方位(儒教の近代化の行方—中国の新儒家;国家のレジティマシーと儒教—現代中国の儒教復興;「批判儒教」のために—近代中国・日本における儒教復興)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB07047218
  • ISBN
    • 9784130101226
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 284, 18p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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